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主な疾患と、その症状

睡眠障害

睡眠障害

睡眠は人間にとって、とても大切な生理現象です。

眠れない、寝つきが悪い、眠れるかどうか不安になる、朝早く目が覚める、などの症状が一過性に現れる事はさほど珍しくありませんが、長期間にわたると様々な悪影響を及ぼします。

不眠症の放置はうつ病などの精神疾患の罹患率を上昇させるのみならず、高血圧症、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病に罹る可能性をも増やしてしまう事が分かっています。

治療を行う場合、睡眠に関する知識や考え方が変わるだけで不眠が解消する場合もありますが、大抵は睡眠薬や睡眠の質を改善してくれる作用を持つ薬剤を用います。

睡眠薬というと、それだけで尻込みしてしまう方も大勢いらっしゃいますが、実は寝酒などよりずっと安全性が高いのです。

また、睡眠薬にも強いものから弱いものまで、つまりピンからキリまで色々あり、調節を行います。

うつ病

うつ病

典型的な症状としては、何をするにも意欲がわかず(意欲低下)、気分が沈みがち、憂うつな気分になる(抑うつ気分)、疲れ易い、(易疲労感)、集中力が落ちたように感じ、仕事上のミスが増えたように感じる(集中力低下)、何をやっても楽しいと感じられない(快体験の喪失・アンヘドニア)、などの症状がみられます。

しかし、実際には上記のような症状が揃ったからと言っても、必ずしも全員がうつ病である、という訳ではありません。

身体疾患が原因でうつ状態になる事もあれば、他の精神疾患として診断の見直しを行って治療を行うべ必要がある場合も珍しくありません。

往々にして抗うつ薬の服用によっても効果が認められない場合、薬の種類や量が増えてしまう事がありますが、そのような場合には処方内容の整理や治療方針の見直しが必要になります。

また、睡眠薬にも強いものから弱いものまで、つまりピンからキリまで色々あり、調節を行います。

パニック障害

パニック障害

不安で電車やバスに乗るのが怖い。無理して乗ると息苦しさを感じ、酷い時には倒れてしまう。急行電車や快速電車には乗れず、各駅停車に乗るのがやっと。また、以前パニック発作を起こした時と似たような局面を避けるようになってしまうなどして、日常生活に支障をきたすようになります。

パニック発作まで至らない場合でも、不安感が昂じてきた際によくみられるのが「息苦しい」、「呼吸がしずらい」、「喉にモノが閊えた感じがする」、「気管が狭まった感覚がある」、「空気が薄いような感じがする」等、様々な形の呼吸に関連する症状です。

不安感と呼吸困難感については、強い関連を示唆するかなり説得的な仮説が存在します。
また、必ずしも強い不安感=パニック障害とは限らず、別の疾患である場合が珍しくありません。
人間にとって最も未分化な感情である、と言われている不安感を軽減することが治療の中心になります。また、睡眠薬にも強いものから弱いものまで、つまりピンからキリまで色々あり、調節を行います。

社交不安障害(旧社会不安障害)

社交不安障害(旧社会不安障害)

人前で話したり発表したりするのが苦手で、赤面してしまう。失敗したらどうしよう、悪い評価を受けてしまうのではないか、と不安になってしまう、など。

強迫性障害

強迫性障害

手洗い、鍵締め、火元の確認など、自分でも止めたいと思いながらも、何度も確認してしまう、等の症状が特徴的です。

強迫行為・確認行為には、一定の形式を維持したり、確認を繰り返す、ということを通じて不安感を解消する、という側面があります。

治療を行う場合、パニック障害と同様、不安感を軽減していくことが中心になります。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群

緊張すると腹痛や下痢がおこる。

身体表現性障害

身体表現性障害

体の不調を理由に他のを受診しても、異常がない、と判断された方の中には、知らないうちに不安、葛藤などを原因とするストレスを抱え込み、精神的な変調を「身体の異常」と読み替えて知覚される事があります。

認知症

認知症

最近、物忘れが増えた、少し前のことが思い出せない、など。

その他の疾患、症状

その他の疾患、症状

物忘れが増えた気がする。周囲の人からの視線が気になり、落ち着かない。怖くて家の外に出られない。 学校や会社に行けない、など。